麦茶を常備している家庭って多いですよね。
麦茶は赤ちゃんが飲んでも安心できる飲み物って知っていますか?
緑茶やウーロン茶などと違ってノンカフェインなので安心して飲むことが出来る上、ミネラルがたっぷり含まれていますので、水分補給だけでなく不足しがちな栄養素を補うことも出来る優れものなのです。
では、赤ちゃんにも麦茶を飲ませたいと思う場合は、いつから飲ませるようにしたら良いのでしょうか?
赤ちゃんに麦茶はいつから飲ませる?
麦茶を赤ちゃんにあげるのは、生後6ケ月を過ぎたあたり、離乳食を始める頃が最適です。
それまでは、母乳やミルクで十分に栄養を補えますし、他のものをあげる必要はありません。
ミルク以外の味に徐々に慣れさせる期間ですので、少量から始めましょう。
赤ちゃん用の麦茶と大人の麦茶
ベビー用品を扱っているお店で、赤ちゃん用の麦茶を見かけたことがある人もいると思います。
赤ちゃん用の麦茶と大人の麦茶の違いは、麦茶の濃さにあります。
お茶には独特の風味と苦味があり、クセのない麦茶でも、初めて口にする赤ちゃんにとっては麦茶の苦味が気になるものです。
大人の飲んでいる麦茶を薄めたものが、赤ちゃん用の麦茶の正体なのです。
赤ちゃん用の麦茶には、生後1カ月から飲めるという記載があるものもあります。
生後1カ月から飲んでも赤ちゃんの体に害がないということの表現ですが、生後1カ月の赤ちゃんに麦茶が必要であるか考えてあげましょう。
汗をよくかくのに母乳やミルクをあまり飲んでくれないのであれば、水分補給に麦茶をあげるなど補助的に使う分には問題ないでしょう。
赤ちゃんに麦茶をどうやって飲ませる?
初めて麦茶を飲ませるときは、マグカップに入れた麦茶をスプーンですくって飲ませてみましょう。
哺乳瓶を使うお母さんもいますが、麦茶をあげる量は30~50ml程度で十分なのでコミュニケーションを取りながらスプーンであげてみて下さい。
あまり飲ませすぎてしまうと、お腹がいっぱいになって母乳やミルクを飲めなくなってしまいます。
月齢が小さな赤ちゃんは、麦茶を飲まない場合もあります。
絶対に飲ませなければならないものではありませんので、赤ちゃんが嫌がるようなら無理して飲ませず、もう少し月齢が進んでから再度チャレンジしてみたら良いでしょう。
赤ちゃんの成長には個人差があるので、焦らずその子に合ったスピードで挑戦するようにして下さい。