赤ちゃんの便秘解消法、綿棒浣腸の方法と注意点

飲んだり食べたりする度に、すぐにウンチが出る赤ちゃん。

一日に何回もオムツを買えるのは大変ですが、全然出てくれないのも困りもの。

実は世の中には2~3日に一回しかウンチが出ず、便秘になってしまう赤ちゃんもたくさんいるって事、知っていますか?

実は赤ちゃんは、踏ん張ってウンチを出す力が弱く、便秘になりやすいのです!そんな赤ちゃんの便秘解消法について、よく見る(聞く)のは「綿棒浣腸」ではないでしょうか?うちの子も生後8か月くらいに便秘気味の時期があり、その際に解決法を検索していて見つけたのが綿棒浣腸でした。

綿棒浣腸の事を知って実際に試してみたのですが、最初はどのくらい綿棒を差し込めば良いのか?どのくらいの力加減で綿棒を動かせばいいのか?というのがよく分からず、赤ちゃんの肛門に綿棒を突っ込むというのはかなりの抵抗がありました。

そのため、初めの内はかなり恐る恐る綿棒を扱っていたのでほとんど効果もなく、その反動で少し強めにしてみたら逆に綿棒に血がついていて慌てた経験もあります。

赤ちゃんが切れ痔になってしまうと痛みが原因でウンチを踏ん張ることができなくなってしまい、便秘を引き起こすこともあると後で知って冷や冷やしていたものですが、幸いうちの場合は綿棒が少し引っかかった程度で済みました。

今回、私と同じように赤ちゃんの便秘や綿棒浣腸のやり方で悩んで知るママさんがいるのではないか?と思い、うちの子の経験を元にして綿棒浣腸の準備や、やり方、注意点について纏めてみましたので参考にしてみて下さい。



綿棒浣腸をするための準備

まずは綿棒浣腸の準備をしましょう。

綿棒浣腸に必要なのは「綿棒」と「油(オイル)」の2つです。

それぞれのアイテムについて、簡単に選ぶポイントを解説していきますね。

 

①綿棒

まず、綿棒浣腸において最も重要な「綿棒」ですが、これは赤ちゃん用の「ベビー麺棒」よりも、大人用の普通の綿棒を使った方がおススメです。

意外に思うかもしれませんが、赤ちゃん用のベビー綿棒では細すぎて、あまり腸を刺激することが出来ないだけでなく、素材が硬いので腸の粘膜を傷つけてしまう恐れがあるのです。

 

②油

次に準備するのは、腸内で綿棒の滑りを良くする油。

綿棒浣腸をする時にはベビーオイル、サラダ油、オリーブオイル、馬油などの油を使って滑りを良くする必要がありますが、ケチって油の量を少なめにするとこれもまた赤ちゃんの腸の粘膜が傷つく原因になります。

食用と併用するのが気分的に嫌という方も多いでしょうから、綿棒浣腸の際は専用の油を用意しておくといいかも知れません。

 

綿棒浣腸では油でヌルヌルにした綿棒を赤ちゃんの肛門におよそ3センチ程度突っ込みます。

慣れてきたら目測で大丈夫でしょうが、慣れない内は予め綿棒にマジックかなにかで目印をつけておくのもいいかも知れません。

赤ちゃんを仰向けに寝かせ、足を開くと自然と肛門も開いてくるので綿棒を差し込みやすくなります。

 

綿棒浣腸の方法

まず赤ちゃんの肛門に綿棒の綿がついている部分だけを差し込み、クルクルとマッサージしていきます。

しばらくして綿棒と肛門が馴染んできたら3センチくらいまで差し込み、また同じようにクルクルとマッサージをします。

具体的には、1センチ程度の円を描くようなイメージです。

また、肛門の下の部分には排便を促すツボがあるので、そこを優しく刺激するように意識すると効果がアップします。円を描きつつ、軽く出し入れをするような感じです。

続いて、綿棒を持っていない空いた手で赤ちゃんの下腹部を軽く掴み、上から下へゆっくりと押してあげます。

腹筋の適度な刺激には腸の活性化の効果があるのです。

その他、赤ちゃんの脚を開いたままお腹の方へグイッと押し上げるのも効果的です。

 

綿棒浣腸をするときの注意点

赤ちゃんのウンチは表情からある程度察することができますが、綿棒浣腸には即効性があり、思いもよらないタイミングでウンチがドバっと出てくる可能性もあります。

綿棒浣腸を行う時はオムツや新聞紙を敷いておいた方がいいでしょう。

逆に、綿棒浣腸をしてもちっともウンチが出ないということがあります。

正しい方法に則った綿棒浣腸なら1日に3回くらいまでは行うことができるので、時間を置いて改めてチャレンジしてみてください。

綿棒浣腸が最適なタイミングは搾乳後、または食後の30分後です。

この時間帯は消化のために赤ちゃんの腸の活動が最も活発になっています。

それでも効果がない時はお医者さんへの相談をおすすめします。

 

    [ スポンサードリンク ]

    この記事を読んだ方はこちらの記事も参考にしています:

    [ スポンサードリンク ]

    【免責事項】 当サイトでは出来る限り「妊婦さんに配慮した内容」となるよう記事を作成しておりますが、記事の内容については、あくまで一般的な意見として記載しており、各個人様に対してその内容を保障するものではありません。 当サイトの内容についてはあくまで参考意見として頂き、実践される場合はご自身の責任において、又は担当医師様にご相談の上で実践頂きますよう、お願い致します。